技術情報

焼却炉の分類 築炉か水冷炉か


焼却炉の分類…炉壁の材質からみた
築 炉:炉の壁面がレンガ、耐火材(キャスタブル)等で構築されている焼却炉
水冷炉:炉の壁面が水のジャケットでカバーされている焼却炉

築炉と水冷炉の長所と短所
築 炉:焼却により発生する熱を炉壁で吸収し、蓄熱するため、このことでの長短が生じる
長所は蓄熱するため含水率の高い廃棄物を焼却するには適している。従って動物炉は築炉がベターである。
他方短所としては、プラスチック類は発熱量が高いため高温燃焼となり、炉壁がダメージを受けやすく、またガス化スピードが速くなり制御が困難で黒煙発生になる。
作業環境も輻射熱で過酷な状態になり火傷等の危険も大である。
総じて一言でいえば利点もあるが過去の焼却炉といえる。

水冷炉:プラスチック等の燃焼で炉内に発生する熱を、水冷壁が吸収制御するので安定した燃焼で黒煙発生もなく、また作業環境も快適になり火傷等の危険もなく、使いやすく誰がいつ使っても同じ性能を維持できる炉である。
壁面の水は温水として暖房(冷房も可)、シャワー風呂、ボイラ給湯等省エネ機器として活用もできる炉である。
欠点は含水率の高い廃棄物の焼却には適さない炉である。
廃棄物が圧倒的にプラスチックが多くなった時代、近時の最新の焼却炉であるといえる。

CHUWASTARの構造と特徴


● CHUWASTARの構造と長所
水冷構造:CHUWASTARは上に述べた水冷構造で炉本体は全て水で覆われた構造である。
このことにより
@耐久性の向上、A火傷等もなく作業環境に秀でる。B温水利用が可能な省エネ機器である。
の利点が生まれています。

強制押込み通風構造:CHUWASTARは昔使われていた「火吹き竹」の原理を活用した押込み通風方式の構造になっています。
縦型炉では全周から、横型炉では炉の左右及び天井部から、高圧の空気を非常に小さな多数の孔から炉心に向かって強制的に吹き込みます。
このことにより、
@無煙燃焼を実現
Aスピディーな燃焼
B混焼が可能。プラスチック、ゴム、繊維、木、紙等同時に投入可能です。
等の利点が生まれています。

CHUWASTAR 構造図(縦型)




中和機工(株)はSDGsに寄与します。


CHUWASTAR 紹介動画、パブリシティー記事サイト

@ WALL STREET JOURNALがCHUWASTAR を取り上げ、日本の技術と評価しています。



A 日本国際放送が世界の150メディアにCHUWASTAR の紹介動画を提供、各国で放映。



B UNIDO (国際連合工業開発機構)の日本の優れた技術の海外向け紹介発信サイト Stepp 



C JICAの民間連携事業の紹介でCHUWASTAR を取り上げています。



D WELCO Lab for Global Health 


E かのWALL STREET JOURNAL がCHUWASTAR を日本の技術と評価しております。是非ご視聴ください。




F 感染性医療廃棄物の安全安心な処理に活躍するCHUWASTAR


最適な焼却炉をお選びいただくために!


●焼却テストのご案内

当社では最適な焼却炉、機種を選定頂くため、テスト炉を用意しております。
実際の焼却物でテストを行い、焼却炉選定の決め手としてください。

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