中和機工株式会社
| ■各部の名称 ①水冷ジャケット ②エアーパイプ エアーノズル ③キャスタブル壁 ④蓄熱式チェッカー壁 ⑤三次燃焼室 ⑥サイクロン集塵装置 ⑦エジェクター装置 ⑧熱電対 ⑨温度記録計 ⑩感震装置 ⑪温度調節器 ⑫バーナー設備 ⑬高圧ターボファン ■各部の原理 1）高品質アルマー加工 煙突等のダクト類やサイクロン集塵装置の鋼板は全てアルミニユーム溶融メッキしたアルマー加工仕上げ。 痛みやすい部分を、高熱による損傷、酸化・腐食から防止しています。 2） マルチノズル燃焼方式 エアーサプライは無煙燃焼の生命線。特殊ノズルで炉内全域に、高圧、均等にエアーを供給します。 補助燃料は一切使わず、炎の燃焼スピードがアップ。 黒煙の発生しやすい廃プラ類も無煙焼却できます。 3）サイクロン集塵装置 全機種に標準装備した乾式の遠心力集塵装置で、煤塵をカット。マルチサイクロン、湿式スクラバー、乾式排ガス処理装置なども取り付け可能です。 4）水冷ジャケット構造 焼却炉本体は、すべて水冷鋼板製の二重ジャケット構造。内部の水室が熱を抑えます。 高発熱量の廃棄物で炉内の温度が高くなっても損傷せず、耐久性に優れています。 投入口、灰出口のフレーム部にも水が循環します。 5）エアーサプライ系統の冷却システム
エアー供給パイプは水室内に収納され、熱から守られる構造になっており、このことにより安定した炉内へ空気供給が確実に行われ、安定した燃焼を維持することが可能になっています。 |
| CHUWASTAには、空焚き防止の低水位異常制御装置、自動的に炉の運転を停止するタイマーなども装備されています。 法順守観点から…二次燃焼室と二次バーナーでのダイオキシン類値策規制値クリアー 安全性重視から…地震感知器、低水位異常感知と警報システムによる自動運転停止機能 経済性重視から…温度調整器による油使用量の削減、タイマーによる運転時間管理 |
| ｢人間は火を使う動物である｣と定義されますが、私ども人類は火を発見して以来、この火をうまく利用することにより飛躍的な進歩を遂げ、今日の文明を創り上げてまいりました。 この豊かな文明を創り上げた火を生産的な火―動脈の火―と位置付けるなら、焼却の火は非生産的な火―静脈の火―と申せましょう。動脈があれば静脈が必要なように、この両者の火がバランスよく機能することでこの循環型社会も存続し得るでしょう。 CHUWASTARは循環型社会に不可欠な焼却炉の火を、整脈の火として焼却炉の火を守り灯し続けます。 |